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会長就任のご挨拶



会長 榎園 正人
   (大分大学)

 電気と機械の分野を融合する新しい学会として発足し18年目を迎えました。この間、電気・機械の分野にとどまらず、電磁応用を核に、材料、バイオ、化学、医療の分野にまでおよぶ包括した学会へと発展してきました。また、21世紀を迎え、かってない石油価格の高騰によるエネルギー問題、環境問題に遭遇し、その解決に向けた技術課題が山積しています。これらを解決できる有効手段として電磁応用技術の果たす役割は大きく、その技術活用、応用が広く求められています。例えば、高効率・省エネルギーに向けたハイブリッド動力機関、各種条件に対応した発電機、電磁力を利用したアクチュエータ、電磁化学反応、医療分野への電磁治療、そして新しいインテリジェント材料の開発と応用、電磁非破壊・非侵襲評価技術、などがあげられ、本学会の役割は大きく、会員の方々の活躍がますます求められています。 

他方、この分野に対する産業界のニーズは非常に高いにもかかわらず、電気、機械の基盤技術研究が減少し、大学における学生のこの分野への敬遠が懸念されています。このような需要と供給のバランスが壊れていることは深刻な教育上の問題でもあります。私はかつて、電磁応用分野において、機械工学は電流を与えて運動を求めているのに対し、電気工学では電圧を与え、運動は既知として取り扱い、電流を求めていることに疑問を抱きました。私は機械と電気が一緒になって、本質的には電圧を与えて、運動並びに電流を求める系として解く必要があるのではないかと思っています。ここに当学会が位置する重要性があり、他に先駆けて異業種分野が電磁応用技術の基軸の基に集結し、境界領域分野としてではなく融合した新しい分野を構築さしつつあります。

最後に、谷前会長には報いきれないほどの献身的なご支援を賜りましたことを、ご報告させていただき深く感謝申し上げます。これからは、当学会の社会に果たす役割を認識しつつ、今後とも皆様のご支援とご協力を賜り、当学会の発展に全力を尽くしたいと思っています。





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