超電導の数理と応用

日本AEM学会: 電磁力応用シリーズ 5

超電導の数理と応用

宮健三、吉田義勝編著、1997年発行、(株)養賢堂

ISBN4-8425-9701-1


目 次

第1章 超電導基礎理論
 1.1 超電導とは
 1.2 London理論
 1.3 Ginzburg-Landau理論
 1.4 第二種超電導体の巨視的理論

第2章 磁束量子の動力学
 2.1 磁束量子に作用する力と粘性
 2.2 磁束量士動力学法
 2.3 数値解析手法と結果
 2.4 シミュレーション結果
 2.5 巨視的物理特性の予測

第3章 超電導遮蔽電流解析 -人工導電率法-
 3.1 渦電流解析技術
 3.2 超電導体の巨視的構成モデル
 3.3 超電導遮蔽電流の数値計算
 3.4 遮蔽電流解析の数理

第4章 酸化物高温超電導体の特異的材料特性と数値計算
 4.1 酸化物高温超電導体
 4.2 臨界電流密度の異方性
 4.3 結晶粒界・クラックの位置同定

第5章 高温超電導磁気浮上
 5.1 高温超電導磁気浮上の既存の研究
 5.2 高温超電導体の交流磁気特性
 5.3 高温超電導磁気浮上力の解析

第6章 核融合炉への応用
 6.1 トカマク方式
 6.2 超電導コイルの交流損失
 6.3 超電導複合積層材の構造解析手法
 6.4 高温超電導体による磁場整形
 6.5 高温超電導体によるプラズマ不安定性改善